2011年3月11日金曜日、午後2時46分、東北地方太平洋沖地震発生。
この写真に見える水面下は全て田んぼでした。
震災後、1週間ぐらいたってから撮影したと記憶しています。
写真は海側から山側に向かって撮影しています。
振り返って海側みれば・・・。
なーんにも無くなっています。
海がすぐそこに見えていました。
子供の頃に海水浴をしていた浜辺です。
普段なら、沢山の家が立ち並んでいて、海なんか見えません。
写真は撮れなかった・・・。
被災者の方たちが泥やがれきを片づけているその中で、撮影する自分に罪悪感があったからです。
私の家は、屋根瓦が破損した程度の軽い被害でした。
家も家族も無事でした。
そんな自分がヤジ馬みたいに写真を撮っていいものか・・・、悩みました。
それでも、この現実を見ないことの方が罪だと思い、人気のない所を撮影したものです。
私の故郷、福島県相馬市でも多くの方が亡くなり、家族と家を失いました。
全国から沢山のボランティアの方々が復興支援に来て下さいました。
本当にありがとうございます。
自分は何ができるだろうか・・・。
きっと多くの方が胸を痛めたことと思います。
震災の地にいて、自分のできることをしようと決めたのは、私ばかりではないはずです。
私は私のできることを、あなたはあなたのできることを、それぞれが積み重ねていけばいい。
きっと長い年月がかかります。
10年やそこらで復興するとはとても思えない。
福島第一原発事故が更に復興を遅らせています。
それでも、今出来ることをすることが大切。
起業したての私がすると決めたこと。
当ショップの売上げの1%を毎月積み立てていく。
貯まった義援金の額は、毎月初めに更新しホームページ上で公表していきます。
トップページをご覧ください。
活動期間 : 2011年4月1日~2021年3月31日の10年間
わくわく直観堂 代表 草野博樹
店長の草野です(93秒)
プロフィールはこちら
介助技術、福祉用具の価値・取扱い方法をお伝えするチャンネル。
登録は赤ボタンから↑