本セミナーは次のような方を対象としています。
- ベテランで、10年・20年選手の方。
- 職場で若いスタッフを指導する立場になった。
- 介護に関するセミナーは過去に色々と受講している。
- サービス提供責任者の方。
もしくは、ベテランさんとは正反対の
- 学卒の新人さん。
- 介護の仕事に就いて2年以内の方。
- ホームヘルパーの資格取得から2年以内の方。
■介護職の皆さん!こんなことを感じたことはありませんか? |
※ベテランの方へ最近こんなことを感じたことありませんか?
- 私の知ってる情報って古いのかなぁ・・・。
- 今さら知らないとは言えないし、恥ずかしくて訊けない・・・。
- 新人さんを頼むと言われても、何をどう教えたらいいのよ~~。
- 色んな介護セミナーを受けたけど、最近はいつ受けたっけなぁ・・・。
- スタッフのスキルを上げたいけど、どんな教育メニューがいいかしら・・・。
※新人さんへ最近こんなことを感じたことありませんか?
- 仕事場ではOJTとは名ばかり、指導らしい指導がないなぁ・・・。
- もっともっと勉強して早く一人前になりたい。
- 上手く介助できないから、誰かにもっと教えて欲しい。
もし、あなたがこれらの中で一つでも当てはまるなら、次のような効果が見込めます。
- もう一度基本を大切にしようと思う。
- 技術だけ学ぶのでなく、身体の動き・仕組みを理解して介助するべきだと痛感する。
- 知らぬ間に利用者さんに負担をかけていたことに気付く。
- もっと勉強したくなる。
- 自分の介助方法の間違いに気付く。
- 利用者さんのためにつくしてあげたくなる。
これは、実際にセミナーを受講された方々のアンケートに寄せられたご意見です。
本セミナーは、次の2点を学ぶセミナーです。
- 「背上げや背下げで身体がずれる仕組みを理解し、介助方法を見直す」
介護ベッドで「背上げ」や「背下げ」をすると寝ている方の身体がマットレス上を動きます。何故こんな動きをするか正確に理解すると介護ベッド上の介助はどうすべきかが見えるようになります。
- 「介助方法にシーティングの技を活かす」
シーティングの基本である身体の仕組み・骨格と筋肉の関係性とバランス原理・姿勢の成り立ちを学びます。これを介助方法に当てはめ、どんな時に・どこを・どのようにサポートするべきかを学びます。
どちらのテーマも様々な場合におけるポジショニングと床ずれ予防に深い見識を与えてくれます。
単に介助技術を実習するのではなく、原理原則を踏まえた方法に気付き、体得することを目標とします。
テーマ1 介護ベッドを床ずれ発生機にしていないか。
誰も答えられなかった、介護ベッドで「背上げ」「背下げ」をするとマットレス上で身体が動く本当のわけを修得します。
このメカニズムが解ると、「背抜き」をやらずにはいられなくなります。
- 身体は、マットレス上を、どこが、どの向きに、どれだけ動くのか検証し、全員の目で確認します。
- なぜ、このような動きをするのか「摩擦力」と「長さの変化」をキーワードに解説します。
- 「背抜き」は誤解されています。正しい背抜きの手順を確認し、背抜きに頼る危険性を知ります。
- 背上げ後の姿勢崩れを軽減するポジショニングは、どこを、どのようにサポートすればよいか。
- 高額なポジショニングクッションを使わずとも同じ効果が期待できる、簡単で安価なポジショニング法をご提案。
- ズレてしまった身体の位置を良い位置まで移動させる介助方法は「対象者の力を引き出すように」。
テーマ2 シーティングが解ると介助の仕方が変わる。
シーティングは車いす適合技術に限ったものではなく、その思考は介助方法全ての基本となり得ます。
いくら表面的な介助技法を学んでも、身体の仕組みや構造を理解しなければ、「ザルで水を汲む」ようなものです。根幹となる理論が備わった時から、あなたの思考と介助方法は変わります。
- 骨格と筋肉の関係性、バランス原理について自分の身体を使って意識を集中して体感します。
- 上肢と下肢の肢位と、手と足の位置が座位姿勢に与える影響を身体で体感します。
- 安楽に「良い姿勢で座っている」ためには身体のどこを、どのように支えれば良いでしょうか。
- コントゥアーする時は、遊びの個所としっかり支える個所を合わせないと姿勢は崩れ逆効果となる。
- 「支え」は対象者の動きだしを邪魔したり、抑制したりするとそこから逃れる動きを誘発させる。
- 介助方法の身体の動かし方をシーティングの目で観ると、どのように観えるか実例で確認します。
セミナー講師を務めます「介護術の伝導士」こと、草野博樹と申します。
こんにちは。
自己紹介をいたします。
私は、自称「介護術の伝導士」の草野博樹と申します。
2010年4月に脱サラし、同年9月より介護術セミナー主催の個人事業活動を始めました。介護の術(すべ)を伝え導く野武士が如くあれとの願いから「伝導士」と名乗っています。
私の介護に関する有資格は「福祉用具専門相談員」(2000年3月取得)だけです。介護福祉士でもホームヘルパーでも社会福祉士でも理学療法士でも作業療法士でも看護師でもありません。実務経験は、福祉用具のレンタル・販売の6年11カ月(2002年7月~2009年6月)です。
介護術セミナーを始めたきっかけ
ある本との出会いがきっかけでした。
その本に出会う以前、もともと真面目でのめり込みやすい性格の私は(自分で言うとウソっぽい感がありますが本当です)、一所懸命に仕事に没頭していました。そして自然と他の職種の領域に首を突っ込むことになってしまい、結局抜けなくなりました。独学で専門書を読みあさり、色々な介護セミナーに参加し、何でも吸収しようとしました。学んだ知識と技術を実践する機会が仕事上ありましたので、ご利用者を実験台にしながら、いや、ご利用者に教えられながら頭と身体で体得していきました。
この時期、痛感したことは、ただの福祉用具専門相談員の私でさえ「できる」「知っている」ことを、「できない」「知らない」介護職・看護職・セラピストの方々が多かったことです。失礼かも知れませんが、本当にそうだったのです。
「何?この現実・・・。みんな専門家じゃないの・・・?」の疑問がわいてきました。
そんな疑問を抱えていた2005年6月29日水曜日、ある本を紹介されます。「エルゴノミックシーティング」─ベンクト・エングストローム著の車いすシーティングについて書かれた本でした。読み終えた私は、早速「これ、使える!これを教材にしてセミナーをやろう!」と計画。その後テキスト作成に没頭。晴れて8月18日木曜日19時から第1回シーティングセミナーを開催しました。
これが介護術セミナーを始めたきっかけです。
セミナーを開催して感じたこと
セミナーを開催してみて、現場の生の反応に驚きました。
- セミナー後、私に相談してくる介護福祉士さんの真剣な目
- セミナーの最中に思わず「おもしれぇー!!」と奇声を発した介護施設職員さん
- セミナーの時間延長を申し出た特老の副施設長さん
- 質問時間を一人占めして、時間オーバーしたパワフルなホームヘルパーさん
- アンケートに「今後、利用者を観る目が変わると思います。」と書いた介護福祉士さん
当初、私が「車いすシーティングの勉強会しませんか?」と介護施設に話をもちかけると、どこの施設も反応は鈍く、大概「メーカーさんの勉強会をやってるからいいよ」と断られました。それでもやってみませんか?と半ばゴリ押しして開催したケースもありました。しかし、セミナーを終えてみると、その会場で先に挙げたような変化が見られたのです。「メーカーさんの勉強会は、商品説明会だったのではないか・・・」の思いがよぎりました。初めは、私の思い込みからスタートしたセミナー開催でしたが、「これって必要かもしれない!」と直観したのです。
セミナーは、2005年8月に第1回目を特別養護老人ホームさんで開催したのを皮切りに、途中から床ずれ予防セミナーの必要性を感じ、2007年5月からは「床ずれ予防セミナー」の開催も始めました。2008年6月までの約3年間で開催したセミナー数は合計24回(年8回のペース)、受講者数はのべ336名(一回当たり平均14人)、受講事業所数は16事業所を数えました。
わくわく直観堂を創業後に開催した、2010年12月以降、介護術セミナーを受講された方で、当ホームページへの掲載をご了解いただいた方のご意見・ご感想を、一部ご紹介いたします。
- 今までの研修で得られなかった事を学べたように思います。もう少し勉強したいと思いました。
(福島市 あおぞらホームヘルプサービス サービス提供責任者 小野眞喜恵 さま) - 技術だけでなく、身体の動き、仕組みを理解した上での介助をするべきと痛感しました。
(福島市 あおぞらホームヘルプサービス 介護福祉士 阿部章子 さま) - 床ずれになりやすい原因や予防方法など大変勉強になりました。また、シーティング介護術では座っている方、椅子、ベッド上での姿勢保持の行い方はとても参考になりました。私たちが今まで受けた勉強内容とは違う視点からの内容は、本当に分かりやすく、今後の介助に活かしていきたいと思います。
(ホームヘルパー 匿名希望 さま) - 背抜きについてポイントがわかりました。ありがとうございました。
(ホームヘルパー 匿名希望 さま) - 背抜きを利用者さんにしていましたが、ほんの一部しかしていなかったことを知りました。自分では安楽な姿勢にしていたと思っていたのですが、本当はしていなかったのではと思いました。今度は利用者さんにより安楽にしていただけるよう今日勉強したことをしていきたいと思います。
(角田市 訪問介護員 サービス提供責任者 匿名希望 さま)
|
本当にありがとうございます。
皆さんきっと事業所に帰ってから頑張っていることと信じてますよ。ガンバレー!!
セミナー名 | 介護術セミナー |
所要時間 | 正味4時間 (昼食・休憩を除きます。) |
講師 | 介護術の伝導士こと、わくわく直観堂 代表 草野博樹 |
定員 | 20名まで。 |
会場 | こちらでご用意いたします。 |
開催予定日 | 随時開催。介護術セミナー開催予定はここから≫ |
受講料 | お一人5,000円(税込) |
お支払い方法 | 当日、会場受付でお支払いとなります。 |
お申込み方法 | ①Web、②メール、③ファックス、のいずれかでお申し込みください。 |
キャンセル方法 | セミナー開催日2日前の17時までに、メールまたは電話にてご連絡願います。 キャンセル料金はいただきません。 |
主催・ お問合せ先 | わくわく直観堂 代表 草野博樹 〒979-2531 福島県相馬市立谷字稲荷前143 TEL : 0244-37-3560 FAX : 0244-37-3561 E-mail : < info@waku2chokkan.com > URL : < http://www.waku2chokkan.com/ > |
その他 | 当日は身体を動かしますので、動きやすい靴と服装でご参加ください。 一事業所からの申込人数が10人以上にまとまる時は、貴事業所へ伺って開催する「出張・介護術セミナー」も承っております。 出張・介護術セミナーの詳細とお申し込みはこちらをご覧ください。≫ |
page top